本稿では、戦闘システムにおける「追加発動系」と「一斉発動系」の挙動差異に着目し、特にライトニングディンゴの追撃発動条件について検証を行った。その結果、一斉発動系は追加発動系に対して上位互換的な性質を有する可能性が示唆された。
特定キャラクター(ハイデマリ、セレニエル)が行う「一斉発動系」の攻撃時に、ライトニングディンゴがストック数を超過して追撃を行う、いわゆる「残業ディンゴ」と呼ばれる現象が見受けられた。この挙動を踏まえ、トレサの急所攻撃(派生4)に代表される「追加発動系」の攻撃でも同様の現象が発生するか検討する必要があると考えた。
攻撃カードの挙動から、「発動系」には以下の2種類が存在すると仮定した。
1. 追加発動系
個別に発動処理が行われるタイプ(例:トレサの急所攻撃 派生4)
2. 一斉発動系
複数カードが同時に処理されるタイプ(例:ハイデマリ、セレニエル)
この分類に基づき、以下の挙動の差異を仮定した。
各発動系について、以下の観点から挙動を比較した。
| 項目 | ①追加発動系 | ②一斉発動系 |
| 呪い付与 | 可(逐次発動) | 可(逐次発動) |
| 高倍率標準機(派生4) | 可(逐次発動) | 可(逐次発動) |
| ライトニングディンゴ | 定時ディンゴ | 残業ディンゴ |
追加発動系では、呪い付与およびストック消費が逐次処理され、ストックが0になった時点で追撃は停止した。
一方、一斉発動系では同様に逐次的な効果発動が観測されたにもかかわらず、ストック0到達後も追撃が継続する現象が確認された。
本結果は、一斉発動系においてストック確認のタイミングが追加発動系と異なる、あるいは内部処理が一括化されている可能性を示唆する。つまりバグかも
また、結果として正常に作動している追加発動系(特にトレサ関連挙動)の攻撃は相対的に不利な性能となっており、バランス設計上の調整意図が存在する可能性も否定できない。
一斉発動系は、ライトニングディンゴの追撃挙動において追加発動系の上位互換的特性を有する。特に、ストックが枯渇した後も追撃を継続できる点が顕著な優位性である。このため、一斉攻撃系の戦闘員にヒューゴを組み合わせる構成は高い有効性を持つと考えられる。