職業はレンジャーと表記上なっているが、そのレンジャーの説明にある「致命的な射撃」よりはドロー役としての性能が光るキャラとなっている。
「息抜き」と「コワルスキー卿」のカードでそれぞれドローが可能で、初期カードに2枚もドロソを抱えるキャラはベロニカのほかにはカシウスしかいなく、また無条件で2ドローはベロニカにしかない大きな魅力となっている。
なのでバリスタによる高火力に期待するというよりは、コストのかからないサブアタッカー兼ドロー役としてパーティに加えると大きく貢献してくれる。

元々火力が高い上に、必要なヒラメキが揃えば異常な火力をたたき出すことが可能なため、気持ちがいい。
敵が複数いる場合、ランダムなので狙ってほしい敵に攻撃が当たらない場面もある。
また、バリスタを打つとちゃんと1行動分消費されるので、反撃してくる敵などがいる場合は1発打つごとに反撃されるので要注意。（例：セブンアームズなど）

1枚で永続的な火力支援が可能
戦闘開始ターンで『発射準備』を使えば、そのターンの終わりから、毎ターン終了時にバリスタでダメージを出せるようになる。
その後は、毎ターン始めにバリスタを生成するので、APを消費せずに、PT火力に貢献できる。

バリスタは種類があるので、自分の目的に合ったカード厳選をすると良い。

ドローソースが豊富
ドローを伴うカードが3種類あり、バリスタによる火力支援をしつつ、ドローを主に立ち回れば、パーティーを選ばずに、役割を持てる。

大ダメージを出すには工夫が必要
実は、バリスタ単発では、そこまでダメージが出ない。
スタックの『装填』や、装備・スキルカードによるダメージUPを上手く使うことで、大ダメージを出すことができるので、それなりのリソースが必要になる。
装填を増やすには、APを消費する必要があるので、装填目的でカードを使っていると、メインアタッカーに回すAP が無くなってしまうので、注意が必要。

バリスタはターゲットを指定できない
バリスタによる攻撃は、ターゲットを指定できないので、複数のモンスター相手だと思うように立ち回れない。
大型バリスタを厳選するか、2凸が必要になる。

ベロニカは無凸で基本的に運用可能。
というのも本人の役割がドローなので、凸する必要がない。

2凸時の花の残り香の効果が文面上は強そうに見えるが実際はあまり強くない（※下記注意点参照）。

ベロニカの記憶の欠片は、アタッカーの雛形通り攻撃力、会心ダメージ、情熱属性ダメージアップでそろえるのがおすすめ（記憶の欠片のおすすめ）。

ベロニカはそのドロー力でカードを回す役割が強いので、本人のほかにアタッカーかタンク、それから残り1枠にミカを入れると非常に安定した立ち回りができる。

アタッカー・タンク		AP供給・回復
ハル or マグナ		ミカ

ベロニカに関してはタンクキャラはカリーペよりもマグナの方がおすすめ。
ベロニカ自体に2コスカードが存在しないため、カリーペの天上発動の機会が減ってしまいアンシナジーとなっている。
マグナであればひらめき次第で、マグナ自体のカードをほぼ強化カードのみにでき、デッキ圧縮が可能なためベロニカのドロー力と相まってすごい速度でデッキが回るようになる。

「息抜き」と「コワルスキー卿」がベロニカの生命線。
出来るならこの2枚は複数枚コピーできるとさらにベロニカのドロー力が輝く。
またベロニカは「決意のペンダント」の効果でドローすればするだけ自身のバリスタ装填数がたまっていくので、本人の火力を上げることに着目したとしてもこの2枚が主軸となる。

バリスタ装填数は最大4で、また、仮にターン終了時にバリスタが複数手札に存在する場合、最初の1枚のみ装填の効果が得られるのではなく、手札のバリスタすべてが装填数の恩恵を受け火力が大幅にアップする。
なので「息抜き」よりも「コワルスキー卿」を複数枚コピーするのを優先すればベロニカのアタッカー性能を格段に向上させることができる。

ドローもできて火力も出せる、またAPをほぼ消費しない、というすごくエコなキャラに仕上がる。

レア5・4全てのパートナーが追加攻撃のダメージを上げることができるので、ベロニカのダメージソースを伸ばすことができる。
マリンのみ、生成したカードの追加攻撃が対象となるので、バリスタを生成できるベロニカ専用パートナーと言える。

ソリアは課金すれば確実に手に入るので、ベロニカ好きは交換候補に入る。

ディジーとロザリアは、確率に関わる部分と、エゴスキルが異なっているだけなので、持っている方で問題ない。
どちらかと言えば、ロザリアの方が、ドロー能力が向上するので、おススメ。

ベロニカは職業としてアタッカー分類のレンジャーに分類されているが、実質ドロー役なのでパートナーに関しても1軍を装備させるというよりは他レンジャーのおさがり、もしくは低レアを装備させるので十分なことが多い。
そんな妥協した中でも星3ナキア、星4ロザリアはベロニカの火力面に貢献してくれるのでつけるのがおすすめ。

ベロニカの装備、特に武器は、

1. 霧がかかった水晶玉：バリスタの火力が40%（乗算バフ）上がる
2. 第2の手段：バリスタの火力が+35%（加算バフ）上がる
3. W-52「ドーパミン注入器」：不安定だがバリスタの火力が40%（乗算バフ）上がる

あたりがおすすめの装備となる（装備一覧）。

霧がかかった水晶玉が最もおすすめだが、手に入れやすい第2の手段、それから第0研究所ではW-52「ドーパミン注入器」もベロニカの装備の候補に入ってくるだろう。

W-52「ドーパミン注入器」の注意点としては、そのターン中にベロニカがドローカード（息抜き、コワルスキー卿）を使用していないとバリスタの火力が上がらない点。
しかし、ベロニカは息抜きやコワルスキー卿1枚で2ドローできるので、1枚使いさえすればドーパミン注入器最大スタック数のスタック2をすぐ貯められる。

毎ターン息抜きかコワルスキー卿を1枚は使えるようなデッキであれば、W-52「ドーパミン注入器」は霧がかかった水晶玉と同等のバフ効果を与えてくれるので、ベロニカにとっては非常に相性のいい武器といえるだろう。

重くて野蛮なバリスタを捨ててドーパミン注入器を担ごう。

• ベロニカの2凸（エゴ発現2）時効果、「味方がターゲッティング攻撃カードを使用するたびに、対象に花の残り香1を付与します。」というのは、文面だけ読めば何かしらの単体攻撃で攻撃するたびに、敵に花の残り香がスタックしていくように読めるが、実際はスタックしない。なのでベロニカの2凸は結構弱く、ただ「敵の中の1人だけに対してバリスタの火力が+20%になる」のみとなってる。どちらかというと火力底上げよりも、味方が攻撃してる敵にバリスタが攻撃するようになる、という部分のメリットが大きいのかもしれない。

レイの「共鳴する暗闇」のひらめきで「コスト1以下～」の効果や、霧がかかった水晶玉のコスト0カードに対してかかるバフ効果が乗るためコスト0扱いとなっている。

またバリスタには弱点補正による与ダメ1.25倍が乗らない（検証結果）。

なので例えば青い壺などの情熱属性が弱点のカオスなどで、ベロニカを情熱属性アタッカーとして起用しても弱点を突けないので与ダメが上がらない点に注意。
強靭度ダメージも無いため、モンスターを大破状態にすることができない。

デッキコンセプト
戦闘開始時『発射準備』。あとは『息抜き』『コワルスキー卿』で、ひたすらドロー支援をする。
合間を見て『決意のペンダント』『爆撃準備』を使って、バリスタを強化。

• 速射弾

基本の攻撃カード。潜在力を上げることで、確率でバリスタを生成可能になる。
確率は低めなので、生成できたらラッキーくらいに考えよう。
削除候補だが『金璇花の幻想』が復活するくらいなら、1枚は残していい。

• 金璇花の幻想

安定の削除候補。

• 発射準備

一度、使ってしまえば、その後は永続的にPTの火力支援になる。
ヒラメキで、生成されるバリスタの性能が変わるので、好みに合わせて選ぼう。
無難に強いヒラメキは「50％確率で1枚追加生成」「強化バリスタ」「大型バリスタ」。
貫通バリスタは状況によって強い。連射バリスタは、加算40％以上のバフでダメージの伸びが良くなる。

• 息抜き

消費AP1で、ベロニカ以外のカードを2枚引ける神カード。
アタッカーのカードを引ける確率が、格段に高くなるので、コピー候補。
おススメのヒラメキは「消費AP0」「引いたカードのうち1枚のコスト1減少」。

• 決意のペンダント

バリスタのダメージをUPする「装填」という累積バフが付けられるようになる。
1度、使えば永続なので、APに余裕があれば使おう。
おススメのヒラメキは「確率で装填1追加」「[保存/回収4]」。

• コルワスキー卿

息抜きと比較して、ドロー性能を落とした代わりにバリスタ強化を付けたカード。
息抜きの方が優秀ではあるが、こちらもコピー候補。
おススメのヒラメキは2種類の「ドロー2」

• 爆撃準備

装填バフの上限を上げる＋装填1をする強化カード。
単純にバリスタのダメージが上がるので、コチラもAPに余裕があれば使おう。