カオゼロの初期キャラ。ヒーラーの役割を担う。
単なるヒーラーではなく、どんなカードゲームでもインチキレベルで強い要素である行動権を回復する「APブースト」を極めて高い水準で行える。
特に、ハルやカイロンといったコストの重いアタッカーを使用する際、ミカはなくてはならない存在になる。

前述したAPブーストが可能なため初期キャラとは思えないほど頼りがいがあり下手な星5よりも強い。
基本どんなパーティを組むにしてもとりあえず1枠はミカになる。
カオゼロでは2パーティ組む必要があるコンテンツがあるが、ミカのいない方のパーティでどうやってミカの穴埋めをするかで悩むことになる。

とりあえず入れとけば強い。それがミカ。星4なのにキャリー（つまり弱いキャラをセーブデータ目的でカオスに連れていける）ができる、それがミカ。
ミカって名前のキャラにこんな優秀なキャラがこれまでいたのか、ってくらい世代代表ミカ。

AP供給が可能
本ゲームはアクションポイント(AP)というポイントを消費して戦う。
基本は、毎ターン3ポイントまでしか所持しておらず、パーティー全体で共有している。
カード毎に設定されたAPがあり、1枚1ポイントとしても、1ターンに3枚しか選べない。

彼女は、そのAPを増やすことができる。

現状は、APを能動的に増やす能力を標準的に持っているのは、一部例外を除いて、彼女のみとなっている。
本ゲームにおいて、行動回数を増やすことができるのは非常に強い行動と言える。

他に行動回数を増やす方法は、カードコストを減らす・敵を大破(ブレイク)させるなどがある。
カードコストを減らすことは、他の戦闘員でもできるが、手段が限定的だ。
ブレイクは、精鋭・ボスに対して、非常に狙いにくいため、現実的な手段ではない。

その点、ミカのAP供給手段は豊富で、以下3つある。

① 水の根源
0コストの開始カード。これ1枚で、仲間の行動を増やせる。
ヒラメキで、[保存]属性を付けたり、1枚で3ポイント増やすことができるようになる。
[唯一]属性が無いのでコピーできる点も強い。目的に応じて厳選したい。

② スタック『波』
独自のスタックで『波』を持つ。3つ貯まると、自動的にAPを増やしてくれる。
『波』を持つカードを使うか、強化カードの『氾濫』を使う事で、毎ターン波を1増やしてくれる。
ターン制限が無いため、3つ貯まるまで無くならないのも偉い。

③ エゴスキル
エゴスキルにより『水の根源』を2枚生成することができる。
消費EPは6と重いが、任意のタイミングでAPを増やすことができるため、ここぞというタイミングで使える。

2凸による自動回復
2凸が必要だが、戦闘中にストレスを受けることで、毎ターン200%の治癒が可能。
AP消費をしないため、PT火力を下げずに、耐久力が一方的に向上する。

ミカは恒常レア4のため、長い目で見れば2凸は現実的。

また、治癒は防御依存なので、ビルドは防御力アップをしていきたい。

攻撃能力が低い
サポート能力に特化しているため、当然だが、火力は無いに等しい。
しっかりとメインアタッカーを育成しなければ、ミカのサポート能力は活かせない。

• とても強いキャラだけれど、基本カードが軒並みいらない。特に「水の矢」は、絶対に使わないカードなので、カオス道中の どこかで削除するのが おすすめ。「水のバリア」も いらないけれど、基本カードを消しすぎると、セーブデータに水の矢が復活する可能性があるのが、ミカのセーブデータ作りで難しいところ。

ミカは無凸でもAPブーストとしては何のそん色もなく使えるが、できれば2凸がおすすめ。

となっていて、敵から被弾したりターン経過でミカのストレス値が上がるとそのタイミングで200％というかなり大きめの回復が発生する。
これが非常に強力で、何もしなくても自動で回復が発生するため疑似的にシールド状態になっているのと変わらない。
ミカをAPブースト役としてだけでなく実質タンクとして起用できるようになる。

ミカに限らずヒーラーの回復量は防御力依存なので、記憶の欠片でも防御力を重視してあげると、前述した実質タンクとしての性能を大きく伸ばすことができる。
具体的には記憶の欠片の右下「想像」の部位ではメインオプションとして防御力が％で上がるものをつけ、セット効果としても「テトラの権威」を付けて防御力12％の効果を発動させておく。

基本的にどんなパーティにもミカは加えることになるが、その中でも特におすすめのパーティ構成がこれら。

アタッカー	サブアタッカー	ドロー			タンク
ハル	ベリル	ニア	カシウス	ベロニカ	カリーペ

コストの重いハルと合わせると特にミカの強みが生きる。
無課金で作りやすいのがハル、ベリル、ミカのパーティ。ハル以外の2人がどちらも配布なのでキャラを用意しやすい。
この場合APはミカで回復できるものの手札ドローがベリルの1回限りのチョコバーしかないので、ミカの神ひらめきなどでドロー系の能力をつけておきたいところ。
もしくはニアかカシウス、または星5になるがベロニカを所持しているなら、ベリルの火力がなくなるのとトレードオフになるが、ドロー役としてそれらキャラを加えるパーティも強力。

ミカは水の根源が本体で、このカードを2枚3枚とコピー出来れば出来るだけ使い勝手が向上する。
ひらめき前でも強いが、特に上記ひらめきは、コストが元の0コスから1コスに増えてしまうものの、アクションポイントが2獲得できるようになる点が強い。
最低でも1コス2APなので、残りAP0で水の根源を引いた場合を除いて0コス1APとやっていることは変わらない。そこに加え運が良ければ0コス2APになる可能性があるのがこのひらめきが強い理由。

注意点としては「回復時」効果がHPが満タンだと発動しない点。
ただ敵が強くなればなるほどこちらのHPが削られている場面が増え、結果として0コス2APでこの水の根源を使えるタイミングが増える。

次点で「波1」が追加される水の資源のひらめき。
波が1獲得でき、また波が3貯まると1APに変わるので、実質0コス1.33AP取得になりAP獲得効率が上がる。

もちろん所持しているなら星5のパートナーの方がいいが、星3、星4も十分役に立つパートナー。

特にミカは自身で攻撃することがめったにないため、星3イヴォンヌの効果を発動させやすい。
とりあえずイヴォンヌを付けておけば毎ターンさらに回復してくれるようになり、疑似タンクとしての能力が向上する。

• 武器：
• 防具：
• アクセサリ：

デッキコンセプト
治癒という回復をベースにして、「波」という独自のスタックを獲得していく。
波が3つ貯まると、アクションポイント(AP)が1増加する。
回復とAP供給を目的としてカードを切っていくのが、基本のプレイスタイルとなる。

• 水の矢

基本の攻撃カード。本当に要らない。
ミカを育成する上で、真っ先に削除すべきカード。

• 水のバリア

治癒というHPを回復できる基本のスキルカード。
潜在力を上げれば、それなりの回復量にはなるが、それでも他のカードを差し置いて使う場面は無い。
APが余り気味で、HPを回復したいという限定的な場面でしか、活躍の機会は無いので削除しても問題ない。
ただ、水の矢が残るくらいなら、こちらを残したほうが、圧倒的に優位な場面は多い。

• 水の根源

ミカの突出したAP供給能力を表す、第一のカード。
使うだけで無条件にAPを1つ増加させる神のカード。
今後、これを超えるカードを持つキャラがリリースされたなら、それはブッ壊れ人権キャラと言う。
消費APが無いので、好きな場面で使うことができる。オマケで回復も付いている。
ヒラメキ次第で、AP供給能力に拍車が掛かる。
オススメは、[保存]属性を付けるか、[消滅]属性が付いてしまうが、1回でAPを3供給できるようにするカード。
率先してコピーしよう。

• 波の加護

[保存]属性が付いた回復カード。所持しているAPによって回復量が増加する。
任意のタイミングで回復できるので、ピンチに使いやすい。
コピーしてまで使う必要は無いが、できればヒラメキで強化しておきたい。
オススメのヒラメキは「波を追加する」「消費AP0」。

• 作戦分析

ミカの突出したAP供給能力を表す、第二のカード。
このカード単体では、それほどでは無いが、次に説明する『作戦分析』と合わせることで、強みを活かせる。
治癒量UPの効果が付いてるが、それはオマケで、本命は「波」スタックの増加。
波は3つでAP+1となる。このカードは、その波を能動的に増やすことができる。
しかも、カードの消費APは0なので、使い得。
ただ、このままでは、少し心もとない能力なので、ヒラメキで強化したい。
オススメは波の増加量を2にするヒラメキ全般。

• 渦巻き

全体ダメージ + 回復ができるカード。
ただ、消費APが2と重いので、使う場面が少ない。
ヒラメキで「消費AP1＋対象の数だけ波」の一点を引けば、かなり優秀なカードになる。
そうでないなら、消しても問題ない。

• 氾濫

ミカの突出したAP供給能力を表す、第三のカード。
[唯一]属性があり、1枚しか持てないが、[開戦]属性があるため、戦闘開始時に手札に来る。
効果は、波を1つ獲得し、その後は永続的に、ターン開始時に、波を1つ獲得できるというもの。
APを1つ消費してしまうが、最低でも3ターンに1回は、APを1つ獲得できるようになる。